エンジンオイル添加剤は効果がないの?添加剤のメリット・デメリットや最強商品を紹介

エンジンオイル添加剤は効果がないの?添加剤のメリット・デメリットや最強商品を紹介

整備士としてエンジンの不具合に対処する際、原因を解明してそれぞれの症状に合ったエンジンオイル添加剤を使いますよね。

コストを抑えてエンジンの不調を改善できる基本的なやり方ですが、不具合の原因究明に時間がかかったり、適切なエンジンオイル添加剤を選ばないと不調が改善しなかったりする場合があります。そのため、「エンジンオイル添加剤はあまり効果がない」と言われることもあります。

本記事では、エンジンオイル添加剤のメリットやデメリット、1つの症状ではなく多数のエンジンオイルの不調を一気に改善できる画期的な添加剤についても詳しく解説していきます。

エンジンの不具合の大半がオイル関係

整備工場に持ち込まれる車の大半は、車検や定期検診、または急な不具合が起きたときです。

「突然、不具合が起きた」といって持ち込まれる車を調べてみると、大半がオイル関係であることは整備士の方ならご存知でしょう。特に、オイルが減ってしまっているというパターンが一番多いです。

オイル関係の不具合の修理方法

オイルが減っていることが不具合の原因だとわかった場合、次のような対処法を取る方が多いと思います。

  • エンジンオイルを補充する
  • 不具合に合うエンジンオイル添加剤を使う
  • エンジンを詳しく調べて部品交換や洗浄などを行う

突然車の調子が悪くなった場合、オイルが減っていることは調べてすぐに分かりますが、オイルが減る原因はさまざまあります。少量のオイル漏れであれば、オイルを補充することで走行できますが、あくまでも応急処置として行う形になるでしょう。

次にエンジンオイル添加剤は数多く販売されていますが、それぞれ不具合の症状に特化しているため、まずは不具合は何かを知ることが必要です。この不具合の特定に時間がかかったり、決定的な原因究明ができなかったりすることも実はありますよね。

オイル減少の理由が分かれば適したエンジンオイル添加剤を使って直せますが、診断が外れてしまうとエンジンオイル添加剤を使っても不具合が解消しないままになることも少なくありません。

もし、エンジンオイル添加剤が効かない場合は、エンジンの蓋を開けてさらに詳しく確認し、必要であれば部品を取り替えたり、洗浄を行います。エンジンオイルが減っている状態がすぐに分かったとしても、その後の処置するまでが意外と時間がかかり大変と感じている整備士の方は多いでしょう。

エンジンオイル添加剤の役割

エンジンオイル添加剤のおもな役割は、オイルの性能低下を防ぐこと、またより高いパフォーマンスを発揮させることです。エンジンオイルの仕組みは、エンジン内部を定期的に適度なオイルで満たすことで、潤滑、冷却、密封、洗浄、防錆などの働きを行い、エンジン周辺のトラブルを低減させます。

しかし、車の劣化は、エンジンオイルの定期的な交換だけでは防げません。使用頻度・年数が長くなれば、エンジンオイル性能が低下し、不足します。

そこで、エンジンオイル添加剤を使いエンジンの性能を向上させるのですが、一般的なエンジンオイル添加剤は、さまざまな不具合に効果を発揮するのではなく、添加剤の種類に応じて潤滑、冷却、密封、洗浄、防錆のどれかの質を上げられるよう作られています。

そのため、エンジンの不具合やオイル減少の原因を的確に特定することが大切なのです。

エンジンオイルの種類

エンジンオイルには以下のようなものが配合されており、目的に合わせて種類が分かれています。劣化した古いエンジンを回復させる、燃費を良くする、エンジン内部を洗浄するなど、目的によってエンジンオイル添加剤に配合された成分をもとに適切なものを選びます。

酸化防止剤:エンジンオイルの酸化防止
洗浄剤:ピストンについた汚れを落とす
合成油:成分を割るための溶媒
潤滑成分:ピストンに皮膜を作り摩擦を低減
粘度指数向上剤:エンジンオイルの劣化による粘度低下防止
磨耗防止剤:微小な粒をベアリングのように動かし、摩擦を減らす

エンジンオイル添加剤を使うメリット

エンジンオイル添加剤を使うメリットは、次のようなものがあります。

  • オイル漏れを抑制する
  • 燃費が良くなる
  • 不具合の修正が手軽に行える
  • エンジンの劣化を遅らせることができる

オイル漏れを抑制する

オイル漏れは、エンジンオイルキャップの劣化や走行距離が長い車、低年式の車などでよく起こるのは整備士の方ならご存知でしょう。

オイルシーリング材が配合されているエンジンオイル添加剤を使用すれば、オイル漏れに対して一定の効果が見込めます。ただし、この対処法ではエンジンオイルを交換すると効果も薄れてしまうため、オイルシーリング剤が添加されているエンジンオイルを使い続けなければいけません。

燃費が良くなる

燃費の向上が期待できるエンジンオイル添加剤なら、摩擦抵抗を減らしエンジン内部の動きを良くして燃費の向上を図れるでしょう。

エンジンオイル添加剤による燃費向上は、製品や車の車種によっても異なりますが、約9〜22%の向上が期待できるうえ、エンジンノイズも静かになります。新車のときよりも燃費が悪くなってきたという場合は、エンジンオイル添加剤で改善する可能性があります。

不具合の修正が手軽に行える

新車のときと比べてスタートが鈍くなった、ノイズが大きくなった、燃費が悪くなったなどのエンジンの不調はよくあることです。

しかし、原因を徹底的に突き止めるためには、エンジンの中まで詳しく調べなければわからないこともあり、作業の手間も時間もかかります。ユーザー側にとっても、修理費用が高くなってしまうため、なるべく避けたいと思う方も少なくないでしょう。

エンジンオイル添加剤を使うだけで症状が改善する場合もあるので、手軽にエンジンの不具合を直せる方法といえます。

エンジンの劣化を遅らせられる

エンジンオイル添加剤を使うと、エンジンの性能を維持できるため結果として劣化を遅らせられます。不具合を改善するためにエンジンオイル添加剤を使うわけではないので、明らかに体感できるような変化を感じない場合もありますが、なるべく車を長く快適に使いたいという場合に、エンジンオイル添加剤を使ってみるのもよいでしょう。

エンジンオイル添加剤を使うデメリット

エンジンオイル添加剤を使うデメリットには、以下のようなものがあります。

  • 大きな効果は実感できない可能性もある
  • エンジンオイルの種類によっては悪影響になる
  • 故障の原因になる可能性もある
  • オイル交換時にコストがかかる
  • 大きな効果は実感できない可能性もある

大きな効果は実感できない可能性もある

エンジンオイル添加剤を使っても劇的に不具合が改善するような実感を得られない場合があります。たとえば、性能の良いエンジンを載せている車や新車、または走行距離が短い車などではそれほど不具合が深刻ではないため、エンジンオイル添加剤の効果が得られにくいと感じるでしょう。

また、エンジンの劣化を防ぐ目的でエンジンオイル添加剤を使う場合も、目に見えるような効果は出にくいので「エンジンオイル添加剤の効果がない」と感じることもあります。

エンジンオイルの種類によっては悪影響になる

エンジンオイルの種類によっては、エンジンオイル添加剤を加えることで悪影響を及ぼす可能性があります。たとえば、エンジンオイル添加剤は、本来ほとんどの車種に対応していますが、車によっては添加剤の使用が禁じられているものもあります。

また、粘度を低下させて摩擦を減らして燃費を上げているエンジンオイルに粘度を上げるエンジンオイル添加剤を入れれば、燃費が悪くなってしまうでしょう。エンジンオイル添加剤は、種類の選び方と使い方がとても重要です。目的にあった添加剤を選び、濃度・分量・入れ方を正しく守って使用しなければいけません。

故障の原因になる可能性もある

エンジンオイルとの相性を考えてエンジンオイル添加剤を選ぶ必要があります。現在使用しているエンジンオイルの種類と、不具合の状況やエンジンオイル添加剤を使う目的を考慮して、もっとも適した添加剤を使用しましょう。

適切なエンジンオイル添加剤を選び、適切な分量や入れ方をしなければ故障の原因になる可能性もあるため注意が必要です。

オイル交換時にコストがかかる

一般的にエンジンオイルを交換するときに、エンジンオイル添加剤も使用するケースが多いため、エンジンオイル添加剤の費用が加算されることになります。

エンジンオイル添加剤によってはオイル交換ごとに添加する必要はなく、1度使えば1万キロ程度効果が持続するものなどもあるため、事前に顧客とコストについてもよく話し合い適したエンジンオイル添加剤を選ぶとよいでしょう。

エンジンオイル添加剤が効果ないと言われる理由

エンジンオイル添加剤の効果がないと言われる理由は、いくつか考えられます。先ほど述べたように、もともと車のエンジンの性能が良かったり、新車や走行距離が短いなど状態が良かったりする場合は、エンジンオイル添加剤の効果をそれほど感じないかもしれません。

また、車種や不具合の原因に合ったエンジン添加剤を選ばなければ、効果がないどころか故障の原因になることもあるでしょう。さらに、相性の合わないエンジンオイル添加剤を使うこともエンジンにとって大きなリスクがあります。

一般的なエンジンオイル添加剤に使われている成分には次のようなものがあります。

  • 有機モリブデン:耐熱性は 400℃ までですが沈殿を起こす物があります
  • テフロンが成分のもの: 耐熱温度は 260℃まで、摩擦係数は低いものの沈殿を起こすことがあります。
  • 極圧添加剤を主成分とするもの:硫黄やリンが多く、使用量が多すぎると弊害が起こります。
  • 減摩剤を主成分としたもの:耐久性に劣る場合があります。
  • ポリマーを主成分としたもの:高せん断を受けると分子が破壊されます。
  • グラファイトが主成分のもの:耐熱性が高く1400℃までですが、粒子が大きいと摩耗が促進する可能性があります。

エンジンオイル添加剤は、効果に合わせてさまざまな特性がありますが、いずれにしてもオイル自身のすべりを良くしたり性能を高めようとする製品が多く、ポリマーを主成分にした添加剤は、低下したオイルの粘度を回復する働きがあります。

ただし、エンジンオイル添加剤と現在使用しているエンジンオイルとの相性が悪かった場合、化学変化を起こしてスラッジなどが多く発生することもあるため、注意が必要です。

エンジンオイルにはもともと適切な添加剤が調合されているため、後からエンジンオイル添加剤を加えることで、バランスを崩してしまい不調が出る場合もあります。

修理に使うならBG社のエンジンオイル添加剤RF-7

エンジンオイル添加剤で車の不具合を修正する場合、BG社のエンジンオイル添加剤RF-7がおすすめです。一般的なエンジンオイル添加剤とは異なり、BG社のRF-7は、1つで7つの効能があります。

それぞれの不調に合わせて別々のエンジンオイル添加剤を選ぶ必要はなく、以下の症状がRF-7だけで解消できるのです。

  • オイル上がり
  • オイル下がり
  • オイル漏れ
  • 異音解消
  • 白煙止め
  • 酸化腐食保護
  • 油圧回復

RF-7はガソリンエンジンだけではなくディーゼルエンジンにも使用できるので、これさえあれば、ほとんどの車のエンジンの不具合に対応できるといってもよいでしょう。

一般のオイル添加剤とBG社のRF-7の違い

BG社のエンジンオイル添加剤と一般の添加剤の違いは、各成分をしっかりと濃く配合し、その配合を特許取得している点です。BG社のRF-7を使用したプロの整備士も絶賛している通り、「BG社のエンジンオイル添加剤は、成分の濃度が濃くて効き目がいい」のです。

他社のエンジンオイル添加剤は、成分の濃度を濃くすると車への副作用が起こる可能性を配慮して、あえて濃くならないように添加剤を作っています。RF-7と比較すれば、その使用感や効果の違いは圧倒的に実感できるでしょう。

RF-7は、他社では同じものを作れない特許による唯一無二の特徴を持っています。

エンジンオイル添加剤「RF-7」はこちら

BG社のRF-7の使用方法

BG社のエンジンオイル添加剤RF-7の使い方を紹介します。使い方はとても簡単で、エンジンオイル系のチェックランプ対応はこれ1本で済んでしまうため、整備や修理の効率化も図れるでしょう。

エンジンオイル5Lに対してRF-7を1本(325mL)の割合で、修理する車両にそのまま添加してください。軽自動車なら、半分位の量でも十分効果を感じられます。これだけで完了です。

また、新しいエンジンオイルと交換したタイミングで、RF-7を添加するのもおすすめです。さらに効果を実感できるでしょう。RF-7を入れた後は、10~20分ほど自走すると、早く混ざるためより早く効果がでます。

RF-7は粘性があるため、冬季など気温が低い時期は製品が固くなったり、成分が分離したりしていることがあります。しかし、品質に問題はないので、その際はオイルジョッキでよく混ぜてからエンジンオイルに添加してください。

BGのエンジンオイル添加剤「RF-7」を活用して不具合を解消しよう

エンジンオイル添加剤は、エンジンの不調を手軽に直せる方法として、整備や修理で多く使われているものです。しかし、不具合を的確に把握できないと、目的の合わないエンジンオイル添加剤を使ってしまったり、エンジンオイルとの相性が悪かったりして効果がないと感じてしまうケースも少なくありません。

BG社のRF-7なら、不具合を細かく特定する必要はなく、エンジンオイルに添加するだけで7つの不具合を解消できるため、修理の時間と手間を省けます。また、不具合の種類の特定や重症かどうかの切り分けも簡単にできます。

適切なエンジンオイル添加剤を選ぶことで、より高い効果を実感できるでしょう。

エンジンオイル添加剤「RF-7」はこちら

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